今年、作家デビュー20周年を迎えた原田マハさん。

節目の年を記念して、限定ゴッホカバーVer.で発売中の『星がひとつほしいとの祈り』(実業之日本社文庫)は、読者の皆さまからご好評をいただき、累計25万部を突破しました。

主要指標 — KEY FIGURES

20周年
作家デビュー20周年
9月
この9月には

9月からは、『総理の夫 First Gentleman 新版』(同上)もゴッホカバーVer.で全国展開中。

2作の大反響を受けて、原田マハさんにメールインタビューを行いました。

――『星がひとつほしいとの祈り』の、作家デビュー20周年特別カバーが大変な人気となっています。ゴッホの「星降る夜、アルル」を選んだ理由について、改めて教えてください。

ゴッホが星空を描いた作品の中で、「星月夜」と本作が特に有名です。孤独だったアルルの生活の中で星の輝きに励まされたゴッホの心情が本作には特に表れているように思われ、選びました。

――この9月には、『総理の夫 First Gentleman 新版』の特別カバー版も全国の書店にお目見えしています。こちらにはゴッホの「詩人の庭」を選ばれました。セレクトに苦労されたとのことですが、この絵に決めた理由を教えてください。

政局に絡めてはいますが、夫婦愛の物語なので、それに相応しい美しさと優しさのある作品はないかな?といろいろ探してみました。試作しながら森をそぞろ歩くカップルが凛子と日和に見えてきて、「これだ!」と決めました。

――マハさんにとってゴッホは特別な存在だと拝察いたします。「装画」という形で作品と改めて対峙することで、新たなインスピレーションや気づきはありましたでしょうか?

ゴッホの作品はとても強く個性的ですが、それでも読書の自由度を狭めるものではなく、むしろさまざまなインスピレーションを与えてくれるのではないかと思います。そういう画家なんだということに改めて気づきました。ゴッホ作品を表紙の装画に用いることによって、文学の世界への新たな扉が開く感じがします。

インタビュー全文はこちら:https://www.j-n.co.jp/columns/785/

【作品紹介】

『星がひとつほしいとの祈り』

時代がどんなに困難でも、あなたという星は輝き続ける――

20代から50代まで、それぞれの今を生きる女性たちの希望と祈りを見つめた7つの物語。売れっ子コピーライターの文香は、出張後に寄った道後温泉の宿でマッサージ師の老女と出会う。盲目のその人は上品な言葉遣いで、戦時中の令嬢だった自らの悲恋を語り始め……(「星がひとつほしいとの祈り」)。未婚の母である梓は、心を開かない中学生の娘と、体験学習のため佐渡にトキを見に行くことになったが……(「斉唱」)。

『総理の夫 First Gentleman 新版』

政界を舞台にした、信じ合い支え合う夫婦愛の物語。

20××年、相馬凛子(そうま・りんこ)は42歳の若さで第111代総理大臣に選出された。鳥類学者の夫・日和(ひより)は、「ファースト・ジェントルマン」として妻を支えることを決意。妻の奮闘の日々を、後世に遺すべく日記に綴る。

税制、原発、社会福祉。混迷の状況下、相馬内閣は高く支持されるが、陰謀を企てる者が現れ……。凛子の理想は実現するのか!? 痛快&感動の政界エンターテインメント!

【書籍情報】

『星がひとつほしいとの祈り』(ISBN 978-4-408-55145-6)

・刊行日:2013年10月04日

・定価:891円(税込)

・体裁:文庫判

・頁数:304頁

・書籍詳細サイト:https://www.j-n.co.jp/books/978-4-408-55145-6/

『総理の夫 First Gentleman 新版』(ISBN:978-4-408-55628-4)

・刊行日:2020年10月29日

・定価:1,012円(税込)

・体裁:文庫判

・頁数:464頁

・書籍詳細サイト:https://www.j-n.co.jp/books/978-4-408-55628-4/

【著者プロフィール】

著者近影撮影/ZIGEN

1962年東京都生まれ。関西学院大学文学部日本文学科、早稲田大学第二文学部美術史科卒業。伊藤忠商事株式会社、森ビル森美術館設立準備室、ニューヨーク近代美術館勤務を経て、フリーのキュレーター、カルチャーライターとなる。2005年『カフーを待ちわびて』で第1回日本ラブストーリー大賞を受賞し、翌2006年作家デビュー。2012年『楽園のカンヴァス』で第25回山本周五郎賞、2017年『リーチ先生』で第36回新田次郎文学賞、2024年『板上に咲く』で第52回泉鏡花文学賞を受賞。 2026年、初監督作品となる映画「無用の人」が第74回サン・セバスティアン国際映画祭国際批評家連盟賞を受賞。ほかの著作に『星がひとつほしいとの祈り』『本日は、お日柄もよく』『キネマの神様』『たゆたえども沈まず』『リボルバー』など多数。

原田マハ公式ウェブサイト「マハの展示室」:https://haradamaha.com/

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR TIMES
  • 分類:press_release
  • 関連組織:森ビル森美術館設立準備室 / ニューヨーク近代美術館 / ZIGEN