株式会社文藝春秋は『文藝春秋オピニオン 2027年の論点100』を、2026年11月6日(金)に刊行いたします。1992年に刊行された『日本の論点』をルーツとする年刊誌『論点』シリーズは、今年で35周年という節目を迎えました。

2027年版も、日本を生きる上で欠かせない論点が目白押し。混迷する世界を読み解くための羅針盤として、ビジネスや就活、小論文対策に必携の一冊です。

主要指標 — KEY FIGURES

35周年
今年で35周年
2026年11月6日
2026年11月6日(金)に刊行
1992年
1992年に刊行された
100テーマ
翌年のトピックになる100テーマ

『文藝春秋オピニオン 2027年の論点100』

◆『2027年の論点100』編集長から

文藝春秋には、週刊誌や月刊誌、日刊(?)のオンラインなどさまざまな時間軸で刊行される媒体がありますが、“年刊誌”ともいえるのは、この『2027年の論点100』です。

1年に一度、翌年のトピックになる100テーマを選び、専門家に執筆してもらう……毎年、夏頃から企画は動き始めますが、なかなか翌年の予測はつかず手探りでのスタート。それでも、校了するときには、話題の当事者や識者による渾身の原稿が集まっています。

本年は、世界が注目するICCの赤根智子所長の最新論考やフランスから鋭い時評を発信するE・トッドさんの日本論、新井紀子さんによるAI時代の教育論など読み応え抜群の内容です。

ぜひ、お手に取っていただければと思います。

目次

巻頭言スペシャル

1. どんな圧力があっても国際刑事裁判所は屈しない ── 赤根智子

2. 世界に日本が必要な理由 ── E・トッド

3. 市場参加者からみたサナエノミクスの通信簿 ── 佐々木融

4. 日本経済に課せられ続ける対外固定費の呪縛 ── 唐鎌大輔

5. インフレ時代の強い味方はNISAと生涯共働き ── 橘玲

6. 日本が選ぶべき「国産AI」の正道 ── 伊藤錬

7. AI普及による子どもたちの「読解力」低下を直視せよ ── 新井紀子

8. 子どもが「選び方」を学ぶ金融教育の世界的エビデンス ── 中室牧子

9. 民主党は本当に「共産主義化」している? ── 三牧聖子

10. ポスト・トランプを狙う政治家 ── 会田弘継

11. なぜ米国はイランに負けたのか ── 齊藤貢

12. 英バーナム新首相の「ボトムアップ」式政策の可能性 ── ブレイディみかこ

13. 日本はアメリカ依存を見直し、再起動しよう ── C・ヤーヴィン

14. ファンタ爺のめざめ ── みうらじゅん

15. 藤原京こそ〝日本の原点〟です ── 里中満智子

16. 大阪から横浜へ 万博はこう「転生」する ── 落合陽一

17. 今こそ戦後史を学ぼう ── 原武史 × 辻󠄀田真佐憲

政治

18. コミュニケーション不全が招いた「参院・市場・中国」三つの危機 ── 後藤謙次

19. 「憲法改正」は細部を意識した議論を ── 木村草太

20. 一強・高市政権の意外な脆さ ── 河野有理

21. 左派・リベラル勢力はライバルを見習え ── 石戸諭

22. 高市政権下で歪む日本の「再分配」 ── 広野真嗣

23. 統一地方選にロックオン! トンデモ政治家たちの実態 ── 黒猫ドラネコ

24. 沖縄で活発化する中国の「分断・浸透工作」 ── 安田峰俊

25. 「精密大規模攻撃」の時代に日本こそドローンに投資せよ ── M・ホロウィッツ

26. 日本の「保守」が変わった理由 ── 中島岳志

経済

27. 生産性の改善に見合う賃金を支払え ── 河野龍太郎

28. 財政再建の第一歩は〝一億総反省〟 ── 河村小百合

29. 日本経済再生の第一歩は歴史に学ぶしかない ── 吉川洋

30. 税と社会保障改革は「ガバメント・データ・ハブ」から始めよ ── 伊藤由希子

31. 女性の賃金はなぜ上がらないのか ── 首藤若菜

32. ニデック問題に見る日本企業「失敗の本質」 ── 井上久男

33. プライベートクレジットは第二のサブプライムローンになるのか? ── 大槻奈那

34. マンション価格は金利上昇で頭打ちに ── 牧野知弘

35. 看板を変えても終わらない「クールジャパン」失敗の悪夢 ── 多根清史

36. 高市政権の大規模成長戦略投資を見つめる投資家の視線 ── 杉村太蔵

日本のチョークポイント

37. 「無風」状態が隠したエネルギー問題の現実 ── 大場紀章

38. 中東諸国、日本への「期待」とリアル ── 野村明史

39. 世界の「海峡」が日本人の生命線を握る理由 ── 山田吉彦

40. 中国の軍事的野望は「台湾」だけでは終わらない ── 王尊彦

41. 独り歩きする食料自給率に惑わされるな ── 窪田新之助

42. 日本の買い負けで国産肉が危ない ── 鈴木宣弘

43. 国家情報局は「見えない戦争」に勝てるか ── 北村滋

国際

44. 米中露「力こそ正義」 ストロングマンの時代が続く ── 川北省吾

45. プーチンが恐れる停戦という「敗北」 ── 名越健郎

46. 戦争と混乱のイスラエル 「分断」が社会の内部を蝕む ── 大治朋子

47. 北朝鮮軍は強くなっているのか ── 牧野愛博

48. アメリカの圧力が印中関係を改善させた ── 笠井亮平

49. トランプが狙う「宿敵」キューバの未来 ── 渡邉優

50. アメリカを席巻するキリスト教ナショナリズム ── 加藤喜之

中国

51. 高市発言に中国はなぜ過剰に怒るのか? ── 垂秀夫

52. 習近平長期政権に立ちはだかる経済の大減速 ── 柯隆

53. 西太平洋の勢力圏化 中国の〝本気度〟 ── 益尾知佐子

54. 「武力統一」は容認できない 台湾は中国政府をこう見ている ── 野嶋剛

55. 中国のイノベーションは「技術のオープン化」の賜物 ── 梶谷懐

AI

56. 逆算して考えよう AIを「部下」として使うには ── 牛尾剛

57. 「AI主権」の概念は一つではない ── 若江雅子

58. 日本の現場力でバーティカルAIは活きる ── 宮田龍

59. 「バイオものづくり」に光る日本の勝ち筋 ── 岩澤大地

60. AI時代における「感情労働」の可能性 ── 恩蔵絢子

科学と医療

61. イソギンチャクが知っている氷の下の「異変」 ── 瀧澤美奈子

62. 「雲の一族」が全国で線状降水帯を引き起こす ── 森さやか

63. 月は誰のものか? ── 青木節子

64. 〝見えない緊急事態〟熱波がフランス大統領選をも左右する ── 近藤奈香

65. 寿命を縮め、生産性を奪う「座りすぎ」対策にブレイク習慣を ── 岡浩一朗

66. 認知症とMCIの爆増が早期対策に舵を切らせた ── 徳山大樹

67. 今、北海道の恐竜研究が世界的にアツい理由 ── 小林快次

68. AI時代にノーベル賞はこうなっていく ── 佐藤健太郎

社会

69. 女性を追い込む現代の依存症 ── 信田さよ子

70. 東京二十三区にクマが出没する日 ── 伊藤秀倫

71. 日本は国際犯罪ネットワークに組み込まれた ── 佐藤誠

72. 在留外国人400万人時代に多文化共生を実現できるか ── 明石純一

73. なぜいま、カップルセラピーが求められるのか ── 三田村仰

74. 未婚時代の新常識 「熟慮婚」のススメ ── 大宮冬洋

75. 転居先で起きた熊本地震 現地で得た三つの教訓 ── 藻谷浩介

76. いよいよ始まる「トラック新法」 私たちの暮らしはどう変わる ── 刈屋大輔

77. 日本の農業再興はイタリア式「土地のブランド化」「アグリツーリズモ」に学べ ── P・ジローラモ

78. ネコの室内飼育義務化を真剣に考えるべき時が来た ── 亘悠哉

文化・芸能

79. 新しい国立劇場に望むこと ── 中村萬壽

80. 博物館・美術館の足元が揺らいでいる ── 木下直之

81. 芥川龍之介が残した問い ── 上田岳弘

82. 岩波文庫のベストセラーと一〇〇年史 ── 平山周吉

83. ネトフリ時代に映画館が生き残る2つの条件 ── 稲田豊史

84. 歌舞伎界の次世代を担う花形スター「染團辰」から目が離せない ── 中村達史

85. 戦争画はより多くの人の目にふれるべきだ ── 宮下規久朗

86. 『マイケル』旋風の光と影 ── 辰巳JUNK

87. 『映画ちいかわ』大ヒットの裏に劇場のアトラクション化あり ── 小山田美涼

88. 書店を維持できなければ国力が危ない! ── 齋藤健

89. かくして小栗上野介は薩長に斬首された ── 佐藤賢一

スポーツ

90. 大岩新監督でどう変わる? サッカー日本代表の次の4年間 ── 林陵平

91. 侍ジャパンのキーは「国内若手スラッガー」 ── 鷲田康

92. 壮絶な綱取りに挑む力士達と〝超怪物〟次世代の台頭 ── 佐藤祥子

93. いまなら男子バレーはロス五輪で金メダルを狙える ── 田中夕子

皇室

94. 女性天皇誕生の可能性をなくしてはいけない ── 本郷恵子

95. 皇室の伝統をどう継承していくのか ── 河西秀哉

96. キリスト教的観点から見た男系継承論 ── 佐藤優

教育

97. 人はどうして「人文系」を罰したくなるのか ── 読書猿

98. SNS利用に年齢制限を設けよ ── 西山里緒

99. 歴史の面白さを社会に届けたい ── 本郷和人

特別寄稿

100. 天皇と政治の乖離を「破局」への道筋にしてはならない ── 保阪正康

コラム「100年前の世界」

・円本の流行 全集ブームのはじまり

・二七年テーゼ マルクス・ボーイとモボ、モガの時代

・昭和金融恐慌のはじまり 片岡蔵相発言の謎を追う

・リンドバーグの大西洋単独無着陸飛行「翼よ あれがパリの灯だ」秘話

・多摩湖の完成 その1 東京の水がめの推移

・多摩湖の完成 その2 「多摩湖」の名前の由来

・地下鉄の開通 車両はどこから入れる?

・空母赤城の竣工 ミッドウェイに散った海軍航空の象徴

・映画芸術科学アカデミーの創設 オスカーが抱える差別問題

・大正天皇の大喪儀 上皇陛下の国民生活への思い

・明治節の制定 連休に振り回される天皇誕生日

書誌情報

書名:文藝春秋オピニオン 2027年の論点100

定価:1980円(税込) 電子版価格:1900円(税込)

出版社:株式会社文藝春秋

発売日:2026年11月6日

ISBN:978-4-16-007135-3

書誌URL:https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784160071353

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR TIMES
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