世界130カ国以上・約6,000万人にアクセス可能なパネルを持つMAKE OPINION社と、生活者を中心にしたマーケティング支援事業を提供する株式会社ネオマーケティング(所在地:東京都渋谷区)は2026年7月2日(木)~2026年7月3日(金)、アメリカの20歳~59歳の男女1,000名を対象に「お金の使い方」をテーマにインターネットリサーチを実施いたしました。
【調査背景】
物価上昇や経済の先行き不透明感が続く中、生活者がお金をどこにかけ、何に価値を感じるかは国や文化、年代によって大きく異なります。
そこで今回は、アメリカ在住の20歳~59歳の男女1,000名を対象に、投資行動とその動機、自由に使えるお金の使い道、現在・将来の住居形態、結婚式にかける費用や意思決定のあり方、年中行事への支出、お金をかける価値があると感じるものについて幅広く聴取しました。ぜひ、今後のマーケティング活動の一資料としてご活用ください。
【調査概要】
調査の方法 :MAKE OPINION社の提供するインターネットリサーチプラットフォームを活用
https://www.makeopinion.com/jp/
調査の対象 :アメリカの20歳~59歳の男女
有効回答数 :1,000名
調査実施日 :2026年7月2日(木)~2026年7月3日(金)
調査実施機関:MAKE OPINION社、株式会社ネオマーケティング(東証スタンダード上場)
◆ 調査のファインディングス(要点まとめ)
・投資理由は20代で「とにかく資産を増やしたいから」が39.6%で最多。
50代では「老後・退職後の生活資金のため」が52.3%と過半を占め、投資の動機が年代で二分された
・固定費を除いて自由に使えるお金でも、最もお金をかけている項目は「貯蓄・投資に回す」が18.6%で全体トップ
・現在の住居は年代によって差があるものの、将来希望では全年代で「持ち家(一戸建て)」に集約(全体62.2%)
・結婚式は「小規模な式・身内のみ」が53.7%で「大規模な式・披露宴」35.0%を上回り、内容は「主に自分たち(カップル)」で決めた人が68.5%
・直近1年で最もお金をかけた年中行事は「クリスマス」が37.7%で最多。
50代では45.6%に達した
・「お金をかける価値がある」ものの1位は「家族との時間・絆・思い出」16.3%、「将来への備え・安心感」15.7%、「快適な住環境・生活の質」15.1%。
「社会的な体裁・面目」は2.4%にとどまった
投資の動機は、年代で「攻め」と「守り」に分かれる
主要指標 — KEY FIGURES
投資をしている(していた)理由として最もあてはまるもの(単一回答)
※回答者:現在投資をしている、または投資をしたことがある方(n=653)
全体
n=653
20代
n=169
30代
n=163
40代
n=166
50代
n=155
とにかく資産を増やしたいから
33.7%
39.6%
37.4%
30.7%
26.5%
老後・退職後の生活資金のため
31.5%
16.6%
27.0%
31.9%
52.3%
教育・住宅・車など、将来の大きな出費に備えるため
15.0%
18.3%
11.7%
20.5%
9.0%
投資そのものへの興味・勉強のため
10.3%
10.7%
11.7%
11.4%
7.1%
物価が上がってもお金の価値が下がらないようにするため
8.4%
13.6%
11.0%
4.8%
3.9%
その他
1.1%
1.2%
1.2%
0.6%
1.3%
投資をしている(していた)人にその理由を聴取したところ、20代では「とにかく資産を増やしたいから」が39.6%で最も高くなりました。「物価が上がってもお金の価値が下がらないようにするため」も20代13.6%・50代3.9%と若年層で高く、資産の拡大とインフレへの備えが若い世代の投資を動かしています。
一方50代では「老後・退職後の生活資金のため」が52.3%と過半を占め、20代の16.6%を35.7ポイント上回りました。同じ投資という行動でも、若年層は資産を増やすこと自体を、高年齢層は退職後の生活への備えを目的としており、ライフステージによって投資の意味づけが分かれています。
自由に使えるお金でも「貯蓄・投資」が支出のトップ
毎月自由に使えるお金の中で最もお金をかけている項目 ※食費・住居費などの固定費を除く(単一回答)
※回答者:全員(n=1,000)
貯蓄・投資に回す
18.6%
外食・交際費(家族・友人・恋人との食事等)
14.8%
健康・医療・フィットネス
14.4%
趣味・娯楽(ゲーム・スポーツ・音楽等)
12.5%
教育費(自分・子どもの学費・習い事等)
7.5%
旅行・レジャー
7.2%
衣服・ファッション
6.0%
美容・コスメ・ボディケア
5.5%
家電・ガジェット・インテリア等
5.5%
あてはまるものはない
5.0%
その他
3.0%
食費・住居費などの固定費を除き、毎月自由に使えるお金の中で最もお金をかけている項目を尋ねたところ、「貯蓄・投資に回す」が18.6%で全体トップとなりました。次いで「外食・交際費」14.8%、「健康・医療・フィットネス」14.4%が続きます。自由に使える範囲のお金であっても、消費よりも将来に向けた貯蓄・投資を優先する姿勢がうかがえます。
住まいの将来像は、世代を超えて「一戸建て所有」に集約
現在の住居形態(単一回答)
※回答者:全員(n=1,000)
全体
n=1,000
20代
n=250
30代
n=250
40代
n=250
50代
n=250
持ち家(一戸建て)
46.8%
31.2%
45.2%
52.0%
58.8%
賃貸(集合住宅・
マンション・アパート等)
18.8%
18.0%
21.2%
17.2%
18.8%
賃貸(一戸建て)
15.0%
19.2%
13.6%
16.8%
10.4%
家族・親族が所有する住居に同居
10.4%
20.4%
11.2%
6.8%
3.2%
持ち家(集合住宅・マンション・コンドミニアム等)
6.3%
8.8%
6.4%
4.4%
5.6%
その他
2.7%
2.4%
2.4%
2.8%
3.2%
将来的に希望する住居形態(単一回答)
※回答者:全員(n=1,000)
全体
n=1,000
20代
n=250
30代
n=250
40代
n=250
50代
n=250
持ち家(一戸建て)
62.2%
55.2%
62.8%
63.6%
67.2%
賃貸(集合住宅・
マンション・アパート等)
10.2%
9.6%
10.4%
12.0%
8.8%
賃貸(一戸建て)
9.0%
10.8%
8.4%
8.8%
8.0%
持ち家(集合住宅・マンション・コンドミニアム等)
8.2%
11.2%
9.2%
4.4%
8.0%
家族・親族が所有する住居に同居
5.1%
7.6%
4.8%
5.2%
2.8%
決まっていない・
わからない
4.1%
4.4%
3.6%
4.8%
3.6%
その他
1.2%
1.2%
0.8%
1.2%
1.6%
現在の住居形態は「持ち家(一戸建て)」が全体46.8%で、20代31.2%・50代58.8%と年齢とともに高くなります。一方、将来希望する住居形態では「持ち家(一戸建て)」が全体62.2%に上昇し、20代55.2%・50代67.2%と年代差が縮まりました。現状には年代による差がある一方で、将来の住まいの理想像は世代を問わず一戸建て所有に向かっており、住まいが幅広い層に共通する価値の軸であることがうかがえます。
結婚式は「小規模・身内のみ」が主流、内容は当事者主導で決定
結婚式の内容 ※実際に行った内容、または今後行う予定のもの(単一回答)
※回答者:既婚者または交際相手がいる方で、結婚式を行った、または今後行う予定がある方(n=508)
小規模な式・身内のみ
53.7%
大規模な式・披露宴
35.0%
その他
5.1%
未定
4.5%
1.6%
結婚式の内容や規模を決めた、または決める予定の人(単一回答)
※回答者:前問と同様
主に自分たち(カップル)
68.5%
自分たちと両家が相談して
8.5%
主に自分の親・家族
8.1%
両家の親・家族主導
6.9%
主に相手の親・家族
5.3%
その他
2.8%
結婚式を行った、または今後行う予定がある人に内容を聴取したところ、「小規模な式・身内のみ」が53.7%と過半を占め、「大規模な式・披露宴」35.0%を上回りました。派手さよりも身近な人と行う小規模な式を選ぶ傾向がうかがえます。
また、結婚式の内容や規模を主に誰が決めたか(決める予定か)について、「主に自分たち(カップル)」が68.5%と最も多く、7割近くが当事者主導で意思決定しています。親や両家が主導する回答はいずれも1割前後にとどまり、結婚式は当人たちが決めるものという意識が定着していることがわかりました。
年中行事支出のトップは「クリスマス」
直近1年間で最もお金をかけた年中行事・イベント(TOP3+特になし)(単一回答)
※回答者:全員(n=1,000)
全体
n=1,000
20代
n=250
30代
n=250
40代
n=250
50代
n=250
クリスマス
37.7%
31.6%
36.8%
36.8%
45.6%
夏休み・長期休暇
15.9%
14.8%
14.0%
16.8%
18.0%
誕生日(自分・家族・
パートナー)
13.2%
17.6%
16.4%
11.6%
7.2%
特にお金をかけた行事はない
13.8%
9.6%
13.6%
16.8%
15.2%
直近1年間で最もお金をかけた年中行事・イベントを尋ねたところ、「クリスマス」が37.7%で突出しました。年代別では50代45.6%・20代31.6%と高年齢ほど高く、年中行事支出の中心がクリスマスにあることがわかりました。20代では「誕生日(自分・家族・パートナー)」が17.6%と他年代より高く、若い世代ほど支出する行事が分散する傾向も見られます。
お金をかける価値の核は「家族」「将来の安心」「住環境」
最も「お金をかける価値がある」と感じること
(TOP5+その他以外を除いた最下位項目)(単一回答)
※回答者:全員(n=1,000)
全体
n=1,000
20代
n=250
30代
n=250
40代
n=250
50代
n=250
家族との時間・絆・思い出
16.3%
12.4%
16.0%
16.8%
20.0%
将来への備え・安心感
15.7%
16.4%
13.2%
16.0%
17.2%
快適な住環境・生活の質
15.1%
12.0%
14.4%
13.2%
20.8%
子どもの教育費
(学費・習い事など)
8.9%
8.8%
12.0%
10.8%
4.0%
趣味・好きなこと
8.4%
11.2%
7.6%
7.2%
7.6%
社会的な体裁・面目を保つこと
2.4%
3.6%
3.2%
2.4%
0.4%
最も「お金をかける価値がある」と感じる項目は「家族との時間・絆・思い出」16.3%、「将来への備え・安心感」15.7%、「快適な住環境・生活の質」15.1%が上位に並びました。「社会的な体裁・面目を保つこと」は2.4%と低く、他者に見せる体面よりも、身近な人との関係性や将来の安心、日々の暮らしの質に価値を置く姿勢が共通して見られます。年代別では「快適な住環境・生活の質」が50代20.8%・20代12.0%と年齢とともに高くなり、生活基盤への投資意欲が高年齢層で強まる傾向がうかがえます。
総括:アメリカの生活者における、多様化するお金の使い道と共通する価値観
本調査から導かれる、アメリカの生活者のお金の使い方における現代的特徴:
投資理由は「資産拡大」の20代と「老後資金」の50代で二極化
投資理由は20代で「とにかく資産を増やしたいから」39.6%が最多、50代では「老後・退職後の生活資金のため」52.3%が最多となり、同じ投資という行動でも動機は世代によって異なった。
結婚式は「小規模」かつ「当事者主導」が主流
結婚式は「小規模な式・身内のみ」53.7%が「大規模な式・披露宴」35.0%を上回り、内容や規模の決定も「主に自分たち(カップル)」が68.5%と、当事者中心の傾向が見られる。
現在の住居形態は年代差が大きいが、将来希望では差が縮小
現在の住居形態は「持ち家(一戸建て)」が20代31.2%・50代58.8%と差が大きいが、将来希望では20代55.2%・50代67.2%となり、年代差が縮小した。
お金をかける価値の基準は「他者からどう見えるか」ではなく「自分にとっての充実度」
「家族との時間・絆・思い出」16.3%が最多な一方、「社会的な体裁・面目」は2.4%と最下位。他者からの見え方より、自分や身近な人の充実を優先する価値観が明らかになった。
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<例>「生活者を中心にしたマーケティング支援事業を提供する株式会社ネオマーケティングが実施した調査結果によると……」
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