「こびとづかん」シリーズで知られる児童書の出版社、株式会社ロクリン社は『そば清』(作・川端誠)を2026年10月22日(木)に発行発売いたしました。

落語絵本とは?

主要指標 — KEY FIGURES

50枚
50枚食べたら
5両
金5両やる
1994年
1994年クレヨンハウス刊

「落語絵本(らくごえほん)」とは、日本の古典落語を題材にした絵本のことを指します。子どもにもわかりやすく、落語の「語り口」や「間」、登場人物の丁々発止といった話芸の要素を、絵本の文や絵で表現しています。「落語絵本」というジャンルは、本作の作者、川端誠氏の『ばけものつかい』(1994年クレヨンハウス刊)に端を発し、その後シリーズ化され、スタイルや呼び方が定着しました。

「落語絵本」は「ことばのリズムや間を学ぶ」「江戸文化・生活・人情にふれる」「笑いを通じたコミュニケーション力を育む」など、娯楽と学びの両面を持つ作品として、親子での読み聞かせに最適と言われ、落語好きだけでなく、図書館や教育現場の定番絵本シリーズとなっています。

恐怖と笑いのオチに吃驚仰天の 『そば清』あらすじ

そばの大食いを得意とする清平さん。ある日、そば屋の常連さんたちから「50枚食べたら金5両やる」と大きな勝負を持ちかけられました。あだ名「そば清」のプライドにかけ、ここは負けるわけにはいきません。とっておきの秘策をたずさえ、ここ一番の大勝負に打って出ます。

続きはぜひ本書でお楽しみください!

書誌情報

絵本『そば清』書影

そば清

作 川端 誠

ISBN 978-4-86761-048-0

定価 本体1,700円+税

判型 A4上

頁数 32

発行日 2026/10/22

書籍案内ページ https://www.rokurin.jp/book/sobasei

作者 川端誠より

これは「蛇含草」という上方の噺を関東に移して「そば清」としたものです。関東へ来ると食べ物は皆そばになるようで「時うどん」も関東では「時そば」になりました。

「蛇含草」では餅を腹いっぱい食べ、オチは「餅が甚平を着てる」となります。「そば清」は「そばが羽織を着てる」となりますが、落語はすべて想像の世界ですので、そばが羽織を着ているというのは想像しづらいと思ったのでしょうか、噺家さんによって「赤い草は、実は消化を助ける草ではなく人を溶かす草だった」というネタあかしの説明を、オチを言った後にもってきて終わりという演じ方をする人もいます。

「信濃では/月と仏と/おらがそば」は一茶の句として有名ですが、実は一茶の「そば時や/月の信濃の/善光寺」という旬をまねて、信州そばの宣伝用キャッチコピーとして作ったものが、一茶の句として一人歩きしてしまったようです。

川端誠(本書 あとがきより)

著者プロフィール

川端 誠 (カワバタ マコト) 1952年、新潟県上越市生まれ。1982年デビュー作『鳥の島』で第5回絵本にっぽん賞を受賞。主な作品に『森の木』『ぴかぴかぶつん』「お化け」シリーズ(いずれもBL出版)、「果物」シリーズ(文化出版局)など。1994年に発表した「落語絵本」シリーズ(クレヨンハウス)でも大きな反響を呼び、「落語絵本」の草分けとして人気を博している。その他の落語絵本に『井戸の茶わん』(ロクリン社)、『てんしき』『ごんべえだぬき』(いずれもKADOKAWA)がある。また近著の創作絵本に『ピージョのごちそう祭り』(偕成社)がある。

会社情報

株式会社ロクリン社

〒153-0053 東京都目黒区五本木1-30-1 2A

お問い合わせ先:

TEL 03-6303-4153

お問い合わせフォーム https://www.rokurin.jp/contact

担当:出版部

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR TIMES
  • 分類:press_release
  • 関連組織:株式会社ロクリン社 / クレヨンハウス / KADOKAWA